狂獸的劇情簡介 · · · · · ·
テストドライバーの速水は、テスト中に事故を起こし會社をクビになってしまう。數日後、速水は友人の女性ドライバーの巖崎美代子を誘い、大阪の寶石店を襲い數千萬円相當の寶石強奪に成功、警察の追手をくらますために別々に逃亡した。速水は寶石を持って府営バスに乗り込み、逃走は完全に成功したかのように思われた……。ところが、そのバスに、銀行強盜に失敗して警察に追われている谷村と桐野が乗り込み、バスを占拠してしまったのだ。愕然とする速水、バスの運転手で心筋梗塞を患う官本、そして乗客たち--駆け出し女優の立花かおる、主婦の戸田政江、ホステスの小林ハルミ、大工の西勲、小學校教師の松原啓一、その松原の教え子で彼と浮気を続ける河原文子、チンドン屋の極楽一郎、良子、達たち、無職の老人・半田市次郎、塾に通う小學生の加藤と田中、総勢13名である。谷村、桐野は乗客を人質にしたため、恐怖を感じた乗客たちは徐々にエゴをむき出し、車內のパニック狀態はエスカレートしていく。やがて、速水は隙を見て脫出を試みるが、逆に寶石泥棒であることを見破られてしまう。警察は各國道沿に非常線を張るが、バスは次々と非常線を突破し、その後をパトカー、白バイが追った。一方、速水の乗ったバスがバスジャックされたと知った美代子も、オートバイでバスを追走した。やがてバスの運転手の宮本は持病の心筋梗塞で倒れたため、速水が運転することになったが、緊張のために眼は徐々にかすんでいった……。